知識―knowledge―
知識はいるのか、いらないのか?
国連職員として「情報」「知識」を扱ってきた著者が、カネの格差拡大について問題提起する人はいても、知識の格差拡大について問題提起する人がいない現代社会に、一石を投じる。
「知識の移転は本当に可能なのか?」「知識の管理や共有は、まやかしではないのか?」そんな疑問のなかに読者を誘う。読後、自分の知識がいとおしく思えてくること間違いなし。知識を糧に生きる人たちのための一冊。
目次
はじめに
第一章 知識とはなにか?
第二章 知識は必要か?
第三章 知識は変わらないものなのか?
第四章 知識はどう使えばいいのか?
第五章 知識はただの作りごとか?
第六章 知識は誰のものなのか?
第七章 知識はいいものか?
おわりに
著者 | 九島伸一 |
定価 | 1,540円 (本体1,400円+税 10%) |
情報 |
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九島伸一
東京都出身、1952年生まれ。早稲田大学理工学部物理学科卒業後、三井造船勤務を経て、ケース・ウェスタン・リザーブ大学大学院工学部情報科学科卒業。
IBM勤務の後、1982年から2012年まで、国連において、データ、情報、知識にかかわる仕事に従事:
・国連欧州経済委員会で経済データの出版に携わる
・世界保健機関で健康情報の管理を担当
・国連人権高等弁務官事務所で人権情報に関する責任者を務める
・国連広報局で図書館長などを歴任し、知識管理の普及を行う
著書に『情報』(幻冬舎メディアコンサルティグ)がある
IBM勤務の後、1982年から2012年まで、国連において、データ、情報、知識にかかわる仕事に従事:
・国連欧州経済委員会で経済データの出版に携わる
・世界保健機関で健康情報の管理を担当
・国連人権高等弁務官事務所で人権情報に関する責任者を務める
・国連広報局で図書館長などを歴任し、知識管理の普及を行う
著書に『情報』(幻冬舎メディアコンサルティグ)がある