出版文化社 共同出版事業部

企画立案

読者ターゲット、書籍の目的など、作りたいと考えられている書籍についてヒアリングを行い、企画立案をいたします。
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  • ヒアリング
    出版の目的、ターゲット、内容、活用方法、発売時期などを詳しく伺います。
  • 企画書作成
    ヒアリングした内容を基に、具体的な内容構成などについて企画書を作成します。
    その際に御見積金額書もご提示します。

制作(通常4~5ヵ月)

決定した企画に添って書籍の制作を行います。
具体的には、進行管理は弊社で行います。原稿作成およびブラッシュアップ、校正紙(ゲラ)出校のためのデータ作成、印刷・製本を行います。

進行管理

発売予定日に合わせて納品完了となるように、関係者とスケジュールを調整して、弊社で進行管理を行います。

原稿作成およびブラッシュアップ

  • 執筆基準作成
    カテゴリー(人文、文芸、エッセイ、専門書など)や内容に応じて、文調や文体を決定します。
  • 原稿執筆
    企画に基づきライターが著者にインタビューし、原稿を執筆します。
    (編集担当者は原稿の方向性・スケジュールなどについて著者・ライターと調整を行い、原稿完成のサポート作業を行っていきます)
  • リライト
    著者が自ら執筆をした原稿場合、文章を読みやすく整えます。
    (編集者およびライターが作業を行います)
  • 原稿整理
    組版・DTP作業をする前に、原稿データの統一を図ります(半角・全角や算用数字・漢数字、漢字・平仮名など)。
  • 校正
    原稿と校正紙を照合しながら、間違いがないか確認する作業。
  • 校閲
    原稿を読み、内容の誤りを正し、不足な点を補ったりします。

書籍用データの作成

  • イラスト作成
    内容に応じて必要なイラストを作成します。
    (イラストの方向性決定、イラストレーターの手配、スケジュール管理は弊社で行います)
  • 図版作成
    必要に応じて図表やグラフなどを作成します。作成に必要な原稿をご用意ください。デジタル原稿の用意が難しい場合はご相談ください。
    (図表・グラフの作成手配は弊社で行います)
  • DTP・組版
    決定した本文レイアウトに本文データを流し込み、校正紙・ゲラ(実際に書籍の見栄えとなった出力紙)を作成し、出校します。初校・再校・念校で著者や編集者から入った修正指示をデータに反映します。
    (編集担当者は修正指示や修正内容の確認作業、スケジュール管理を行います)
  • 装丁デザイン・データ作成
    カバー・帯・表紙のデザインを行い、入稿用データを作成いたします。
    (編集者は装丁家の手配、デザイン依頼、データの内容の確認を行います)
  • データ入稿準備(校了準備)
    印刷所の手配と入稿から納品までのスケジュール調整、書籍の仕様(紙の種類・刷部数・カバー加工)の最終決定を行います。
    (編集担当者は、印刷所に渡す台割・仕様書を作成し、印刷の指示をします)
  • 入稿データ確認
    印刷するデータのノンブル・目次・柱などの確認をします。色数の確認。写真などのデータ容量が十分足りているか確認します。

印刷・製本(1カ月)

  • 色校・白焼き
    印刷所にデータ入稿後2~3日で、色校が出校されます。
    カラー部分の色味、折と面付けなどを確認します。
    カラーページは簡易校正(DDCP)で確認をする場合と本機校正で確認する場合とがあります。本機校正をする場合は簡易校正と比べて印刷費用がかかることになります。実際の機械を動かすのと、インクジェットで出力するのとの差です。
    この段階で修正を加えると程度にもよりますが、追加費用が発生します。
  • 刷取チェック
    実際に本紙に印刷している最中に、途中で一部を抜いてもらったもの(刷取)の確認をします。版ズレを起こしてないか、絶対に間違ってはいけない箇所などを主に確認します。
    この段階で修正が生じた場合、色校時の修正よりもはるかに大きな修正費がかかります。製本をまだ行っていなければ、作業を一時中断して当該の折(16ページ分)だけ刷り直すことで対応できます。製本までしていれば、全部数刷り直すことになります。刷取チェックの段階で修正作業が発生した場合、色校時の修正よりも大きな費用がかかるので、修正作業を行うか正誤表で対応するかを判断する必要があります。
  • 納品場所の指示納品先を印刷会社に指示します。

流通(完成から2~3週間)

  • 取次登録
    書籍が完成すると、取次に登録をいたします。ISBNコード、Cコード、本体価格、書籍名、著者、版型、ページ数などを登録いたします。
  • 委託部数交渉
    搬入日を決めて、取次と書籍の流通希望数を交渉します。
  • 委託部数決定
    取次搬入日の2日前に委託配本の数が決定し、取次から伝えられます。
  • 取次搬入
    委託部数交渉で決定した冊数を取次に搬入します。書籍は取次に搬入され、全国の各書店へ配本されます。
    ※取次搬入から、全国の書店に配本されるまでに1~2週間くらいを要します。
  • 書店営業FAX
    書籍完成時に書店営業用のチラシを作成します。約3,000店舗の書店にFAX送信して受注します。初回配本時以外でも書店に営業FAXを送ることができます。
  • 注文対応
    書店からの注文を受け、配本の手配をします。

販促(別途ご相談ください)

  • 新聞広告
    日経新聞、読売新聞、朝日新聞、毎日新聞などに広告を出すことができます。
    (書籍の内容によっては、新聞社側から広告掲載の許可が下りないこともあります)
  • アマゾンの広告
    アマゾンのページで広告を出すことができます。場所・サイズ・掲載期間により費用が変わります。
  • ニュースリリース
    インターネット上のwebニュースサイト20カ所以上に書籍の発売情報を掲載します。
  • パブリリース
    ご希望の媒体に、リリース原稿と書籍の発送を代行します。各媒体担当者の興味を引けば、書籍の紹介や書評が掲載されることもあります(媒体先については、ご相談下さい)。
    インターネットを活用して、書評ブロガーに書籍を寄贈するのも販促方法の一つです。