出版文化社 共同出版事業部

明治サムライ時代論
明治維新は「戦う自由」を解放した

新たな明治時代像を提示する1冊

明治時代の指導者たちは近代人というよりも 武士的精神を受け継いだサムライだった。 明治維新により戦国の「戦う自由」が復活し サムライたちは日清、日露の戦争へ突き進む。 通説を根底から覆す画期的な日本近代史!!

【著者紹介】
前田啓介
1955年兵庫県生まれ。出版社勤務、在シカゴ日本国総領事館専門調査員などを経てフリーライターとなり、経済分野を中心に執筆。著書に『黒船の思想 上巻』『軍人たちの大阪城』『木綿リサイクルの衰退と復活』(いずれもブックウェイ)『暗がり礼賛』(学術研究出版)。兵庫県在住。ホームページはmaeda513で検索。

【目次】
■序章 サムライ精神の存続
■1章 武士の台頭と朝廷の後退
■2章 幕藩体制の解体と岩倉使節団
■3章 武士の時代の終了
■4章 台湾出兵と江華島事件
■5章 自由民権運動のサムライ精神
■6章 大日本帝国憲法と国会開設
■7章 軍人勅諭と教育勅語
■8章 帝国主義時代と朝鮮情勢の緊張
■9章 日清戦争への突入
■10章 「戦う自由」と日本中心主義
■11章 海外進出の野望
■12章 「日本人」の誕生と三国干渉
■13章 清国の没落と日露の対峙
■14章 日露戦争と「一等国」
■15章 サムライたちの政権
■終章 明治という時代の到達点

発行 学術研究出版
定価 1,430円
(1,300円+税10%)
情報
  • ISBN : 9784883387052
  • 体裁 :四六判 並製 186頁
  • 発売日 : 2023年2月13日