日本藝術の創跡 vol.22
東京藝術大学創設130年の歴史と現代の芸術作品
横山大観や青木繁、六角紫水をはじめとする巨匠を多数輩出した東京藝術大学。芸術の普及や啓蒙はもちろん芸術に親しむ機会の提供にも尽力し、近年は海外大学との交流によっても活動範囲を世界中へ広げています。
本書は、前身の東京美術学校創設から数えて130 年を迎えた東京藝術大学の歴史を紹介するとともに、今日活躍する現代作家たちの作品を多数収録。多様な芸術の真価を堪能されたい。
【総監修者】
近藤誠一(東京藝術大学客員教授、外務省参与、元文化庁長官)
【巻頭特集】
佐藤道信(東京藝術大学教授)
「東京芸術大学の130 年──日本から世界へ」
【ジャンル評論】
日本画:小泉晋弥(茨城大学教育学部教授)
「日本画という現代絵画」
洋 画:木下長宏(元横浜国立大学教授)
「自画像は歴史を語る」
彫 塑:藤井 明(小平市平櫛田中彫刻美術館係長)
「美術教育の“根っこ”の育成に力を尽くした平櫛田中」
工 芸:樋田豊郎(東京都庭園美術館館長)
「六角紫水─工芸の『日本主義』に風穴を開けた男─」
書 道:萱のり子(東京学芸大学教授)
「書における『近代』の幕開け
─東京美術学校と書をめぐって─」
編集 | クオリアート |
発行 | クオリアート |
定価 | 8,800円 (本体8,000円+税 10%) |
情報 |
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