おじさん詩人が窓辺でつづった作品集
ユーモアたっぷり♪ リズムたっぷり♪
現代の日常的な言葉と、五七五七や七五七五といった定型詩のリズムを用い、ユーモアたっぷりに書かれた詩集。全35作品。詩の題材は、電話、せっけん、かぼちゃなど身近なものから、宇宙旅行、時間、愛などまで幅広い。どの詩も親しみやすい表現で書かれており、楽しく、面白く読み進むことができる。また、すべてが定型詩でリズムがとてもよいので、朗読にも適している。
【著者紹介】
竹原 康彦
昭和40年(1965年)、新潟県に生まれる。愛称は「おじさん詩人」。現代の言葉と五七五七や七五七五といった定型詩のリズムで、ユーモアのある親しみやすい詩を書いている。小学生の頃から俳句に興味を持ち、その後、短歌にも関心を広げ、特に与謝野晶子、北原白秋、石川啄木の作品に親しむ。また、こうした歌人の詩にも心を惹かれ始める。大学生時代、石川啄木の詩『小さき墓』に深い感銘を受け、詩作を志す。
【目次】
- クロッカス
- 「私たち」一
- 「私たち」ニ
- 旅から帰って
- 納豆の秘密
- 子犬が生まれた
- きこえるよ
- 電話
- 風の道
- みつばち
- せっけんの歌
- はるかな山へ
- 星と子ねずみ
- 海
- けんか相手の落とし物
- こどものうさぎ
- きゅうりの絵
- 牛と牛乳
- あしたの空
- バイオリンの理想
- あさがお
- かつお
- 大きな古い森
- 一秒前
- 玄関のたな
- かぼちゃの歌
- 八月三十一日の哲学
- 科学者
- 宇宙旅行
- 花の絵
- あの歌
- となり町
- 水
- 愛
- むく鳥のひな
- あとがき